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- モンテッソーリ教育とは -
 

​◆モンテッソーリ教育の目的◆

​自立した子どもを育てる

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マリア・モンテッソーリはイタリアで初めての女性医学博士号を習得しました。
「モンテッソーリ教育」は、医師であり教育家であったマリア・モンテッソーリが考案した教育法です。

「子どもには、自分を育てる力が備わっている」という「自己教育力」の存在がモンテッソーリ教育の前提になっています。

モンテッソーリ教育の基本は、

『子どもは、自らを成長・発達させる力をもって生まれてくる。大人(親)は、その要求をくみ取り、自由を保障し、子どもたちの自発的な活動をサポートする存在に徹しなければならない』

という考え方にあります。

​モンテッソーリ教育の目的は、それぞれの発達段階にある子どもをサポートし、​

『自立していて、有能で責任感と思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間に育てること』です。

モンテッソーリはその目的を達成するために、すべての人間の奥底に秘められている本来の良さや未知の可能性が、自らの力で現れるのを助けるための環境や援助方法を医師としての経験から、子どもの発達の​過程を科学的に観察し、生理学的な根拠に基づいた教育法を構成し、教具を開発しました。

個別の発達に沿った日常生活の作業を通して、子ども自身が持っている力を発揮する場(環境)を設け「ひとりでできた!」の経験を積むことが大切だと考えます。

​環境を通して行うモンテッソーリ教育

​子どもは、自己教育力を備えています。しかし、自分で取り組めるような「整えられた環境」や、その環境に関わるための方法を知らなければ、その力を最大に発揮することはできません。

モンテッソーリ教育は大人の価値観で一方的に教え込もうとするのではなく、子どもの興味や発達段階を正しく理解し、子どもが「やってみたい!」と思う環境を適切に設定し、その環境と子どもを結びつけ、子どもの自発的活動を促します。​

​子どもは、自分で選んだ活動に満足いくまで繰り返し取り組みながら様々な能力を獲得していきます。

​子どもが育つ活動サイクル

​自己選択

​活動の繰り返し

​⇩

この活動を何度も繰り返し様々な能力を獲得していきます。

​集中現象

正常化

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